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執筆者の写真早稲田ラグビー戦術研究会

イタリア戦@神戸

更新日:2020年3月30日

所用により記事を更新するのが遅れてしまいましたが、週末に神戸でイタリア戦を見て来ました!!

神戸の街もラグビー一色といった感じでした!街を挙げてのラグビームードはとても心地よく、2019年に日本各地でこういった光景が見られると思うとワクワクしました。



グラウンドもなかなかに広く、快適にラグビー観戦をすることができました。

入場時には一人一つずつ平尾誠二さんのクリアファイルとともにゴミ袋を渡されたのですが、ラグビー界に根付く「来た時よりも美しく」精神を感じました。






試合後にはかねてより企画していたオルソさんを含むラグビーファンの方々との意見交流会に参加させていただきました!!とても勉強になる楽しい会でした!!



試合のレビューとしては、オルソさんの受け売りのような形になってしまうのですが、イタリアがDFを第1戦から修正して来たことと、ブレイクダウンに対するプレッシャーを執拗にかけて来たことが肝だと思っています。


DFを少しアンブレラ気味にすることで外への展開というオプションを奪うことで苦し紛れのキックを誘い、カウンターを狙うというパターンが何回も繰り返されているなと思いました。

また、ブレイクダウンのプレッシャーでボールリサイクルのスピードを落とさせ、日本のアタックの質を大幅に低下させたことも、苦し紛れのキックが増えた原因だと思いました。


日本のアタックは早いリサイクルを前提としているので、あまり複雑なアタックのムーブがまだ仕込まれていないのかはわかりませんが、リサイクルスピードを落とされた後は単調なアタックの繰り返しになっていると思いました。結果として、イタリアからすると守りやすくブレイクダウンのプレッシャーもかけやすいという良い流れができていたので楽にゲームがコントロールできていたのだと思います。


ブレイクダウンのプレッシャーによってペナルティも増え、ラインアウトモールで得点されるなど、エリアのコントロールという面でもイタリアが圧倒的優勢であったので、点差こそ最後に追い上げたものの内容としては完敗という感じでした。



拙いレビューをここまで読んでくださりありがとうございます。

帰り道で実際に私も遭ったのでどうしても伝えたかったのですが、今回の試合の開催地から近い大阪北部で起きた地震の被災者の方のご無事を祈っております。まだ余震等で予断を許さない状況ではあると思います。どうか安全に気をつけてお過ごしください。



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