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執筆者の写真早稲田ラグビー戦術研究会

3-1-1-3のポッド配置について

突然思いついたアタック戦術で吟味もしていないのですがとりあえず備忘録としてここに記しておきます。そもそもこの戦術自体が既存だったり、重大な欠陥があるのかもしれないのでそこは不安ですが。アタックの大枠についてにしか考えていないので細かいオプションにまでは言及しませんが、それなりにバリエーションにとんだアタックができると思います。


基本コンセプト:外を余らせ、外で仕留めるという従来の基本的な考え方と違い、外に人を密集させることで手薄になった真ん中を狙う。


原則:グラウンドを縦に左から①から④のレーンに分ける

   各ポッドは担当レーンから出ない


①と④のレーンには3人のポッド。空中戦に強いFWを一人と任意のFWを配置

②と③のレーンにはFW各一人のポッドを配置。FLもしくは8(器用なFW希望)


BKは従来通りの配置(10,12,13の並び。両タッチライン際にWTB。FBはエキストラランナー)で基本的に②と③のレーンをアタック


メリット:

BKに良いランナーがいればラインブレイクが容易(トイメンに捕まってもダブルタックルはそれほど早く来られないのでゲインラインはほぼ確実に超えられるだろう)

FBのアタック参加でノミネートをずらされた時に、物理的に追いつくことが不可能なのでは?

外へのグラバーやハイパントというチョイスの安定感が上がる。もしグラバーを相手に確保されても3人のポッドでうまく追い込めば3vs1のDFができる。ターンオーバーの可能性も高いと思われる。ハイパントは空中戦に強いロックが取りに行き、WTBは相手の背後に回る。


デメリット:

シャローDFをされると外のポッドにボールを供給できない(ボールの貰い方やラインの深さでなんとかなるのか?)

BKの高いパススキルが要求される。

攻守が切り替わった時に近場を攻められると弱い。

BKにとってはハードワークかもしれない(?)



全て机上の空論です。幹事長の私見です。実験など、深い考察などもしていないので穴だらけではありますが、備忘録なのでご容赦ください。また、ご質問、ご意見等お待ちしております。





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